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f-meg lomo Tiny Treasures Beside The Road (via *Sakura*) gkojaz (via microwalrus) 2008-09-15 Source: microwalrus
いかなる価値観であっても、自覚さえされていれば、むやみに人を傷つけることはない。無自覚の価値観だから、ためらいのない無責任な言動となり、刃となるのだ。 その覚悟を、私たちは持つことができるのだろうか。 以前、取材させていただいた会社のトップの方は、さんざんダイバーシティーだの何だのと語り、そこにいた部下に、「何でうちの会社には女性の役員がいないのかね。私は、女性を積極的に登用しなさいって、散々言ってきたつもりだけどね~」と語った。ところが、その後に一緒に乗ったエレベーターで信じられない一言を言い放った。 一緒に乗り合わせた女性社員が先に降りた時にこう言ったのだ。「あれはうちの社員か? 女は3歩下がってついてくる、って言葉を知らんのかね」と。 さて、女性役員が一向に増えない理由が分かりましたね。ウソのようなホントの話。これが今の日本の現実。自覚なき価値観、恐るべし。 なでしこ報道で露呈した“ニッポン”の未熟な女性観:日経ビジネスオンライン Source: business.nikkeibp.co.jp
価値観には、自覚されているものと、自覚されていないものがある。自覚されている価値観とは、自らの経験を通じて形成されて、無自覚な価値観は、社会に既存の価値観であることが多い。 親の考え、子供の時によく見たテレビや雑誌に描かれていたこと、周りの人がよく言っていたこと。そういったものが、自分でも気がつかないうちに、あたかも自分の考えのように刻まれていく。 無自覚の価値観。それが、ん? と、引っ掛かる一言を引き出し、異なる価値観の人を傷つける。 なでしこ報道で露呈した“ニッポン”の未熟な女性観:日経ビジネスオンライン Source: business.nikkeibp.co.jp
なぜ、多くの女性たちが、結婚や出産を機に辞めてしまうのか? いつまでも会社を辞める理由のトップなのか。なぜ、M字カーブがなくならないのか? 多くの会社で出産休暇や育児休暇が取れる制度が整い、結婚しても、出産しても、仕事が続けられる仕組みは出来上がっているのに、だ。 もちろん本人が、「子育てに専念したい」「結婚したら辞めたい」と、自ら選択した人もいるだろう。だが、本当は「続けたい」と願っている人に、働きたい意思をも揺るがす、刃が向けられた可能性はないだろうか。 「結婚は?」、「子供は?」、「彼氏は?」と、なでしこジャパンのメンバーに、容赦なく質問を浴びせたように、「仕事と家庭の両立は難しいでしょ」「子供が小さい時は、母親は一緒にいた方がいいよね」などと、あたかもそれが“常識”のごとく浴びせられる言葉。「やっぱり辞めた方がいいのかなぁ」と本人の気持ちを萎えさせるような、何気ない一言や態度。 “刃”は存在している。私には、そう思えてならないのである。 なでしこ報道で露呈した“ニッポン”の未熟な女性観:日経ビジネスオンライン Source: business.nikkeibp.co.jp
1920年代初頭のヨーロッパで、「サッカーは女性には不向きなスポーツ」として、女子サッカーの試合が事実上、禁じられたように、アメリカにも、サッカーをする女性たちを異端視する世間の価値観と長年戦ってきた歴史がある。 サッカーマム(Soccer mom)。これは、アメリカの女子サッカーを大きく変えたと言われる、アメリカ女子代表チームの元キャプテン、カーラ・オーバーベック選手のあだ名である。 1990年代から2000年代前半にかけて活躍したオーバーベック選手は、既婚者で、子供もいた。妻として、母として、そして、最高のアスリートとして活躍することで、「結婚しても、子供がいても、サッカーはできる。『社会が受け入れてくれさえすれば』、仕事も家庭も両立できることを、自ら証明した。 女性アスリートが、結婚して子供を持って活動するには、本人の頑張りだけではなく、家族や夫、さらには、社会の理解が大切であることを自ら訴えたのだ。 ちなみに、1999年のワールドカップのアメリカ代表選手は、20人中7人が既婚者、2003年の時には、20人中15人が既婚者だったそうだ。 なでしこ報道で露呈した“ニッポン”の未熟な女性観:日経ビジネスオンライン Source: business.nikkeibp.co.jp
わずか10分程度の出演ではあったが、選手たちは、イキイキとワールドカップのことを話していたし、おしゃれをして出演している選手たちに、「ピッチの外では、女性だね」なんてことを言うことも、ネイルがどうだとか、アクセサリーがどうだとか、しつこく聞くこともない。 結婚していないソロ選手に、一度たりとも、「結婚したいですか?」「子供は欲しいですか?」なんて質問をすることもなかった。見ていて楽しかったし、あきなかったし、ワールドカップの試合ってすごいんだなぁ~って感動したし、彼女たちの人間性も感じ取れた。とにもかくにも、彼女たちのすごさが分かる番組だったのである。 それ以外のテレビ番組や新聞などでも、アメリカ代表のメンバーたちの試合に関するコメントがたくさん登場していた。 1つひとつの試合、1つひとつのプレーについて、語られたコメントの中には、「日本の選手たちは、最後まであきらめなかった」、「日本の選手たちは、彼女たちのサッカーのスタイルを信じて、最後まで戦っていた。新しい女子サッカーの息吹を感じた」といった、日本を称賛するものも多く報じられていた。 アメリカ代表の選手も、彼女たちのコメントを伝えるメディアも、なでしこジャパンのメンバーをねぎらい、感謝していた。海の向こうのメディアの方が、よほど「なでしこジャパン」に一流のアスリートとして敬意を払っていたのである。 そこには、「サッカーは男性のスポーツ」、「女性のゴールは結婚」、「女性ばかりは大変」といった価値観はない。彼女たちは、本物のヒーローだったのである。 なでしこ報道で露呈した“ニッポン”の未熟な女性観:日経ビジネスオンライン Source: business.nikkeibp.co.jp
そんな低レベルの質問が繰り返される背景には、「サッカーは男性のスポーツ」、「女性のゴールは結婚」、「女性ばかりは大変」といった価値観が見え隠れする。だが、質問を容赦なく浴びせる人たちは、そのことに微塵も気がついていない。 社会に長年存在した価値観や、外部から刷り込まれた価値観は、時に自覚なきものとなる。何気ない一言や、何気ない行動には、自分が自覚していない価値観が反映される。そして、その自覚なき価値観が、時に、“刃”となって、他人を傷つける。 先日、厚生労働省が発表した都道府県雇用均等相談室への相談件数は2万3000件超。うち5割以上が、セクハラだった。結婚、妊娠、出産などに伴う不当な扱いが、それに続いた。 この数字にも、無自覚の価値観が反映されている、とは考えられないだろうか? なでしこ報道で露呈した“ニッポン”の未熟な女性観:日経ビジネスオンライン Source: business.nikkeibp.co.jp